【解決】酔いやすいお酒には理由がある!種類ごとの特徴と自分の限界を知る失敗対策
飲みやすくて美味しいからとペース良く飲んでいたら、急に酔いが回って動けなくなった。
普段と同じ量なのに、なぜかこのお酒だけは悪酔いする。
そんな経験はありませんか?
実はお酒には、科学的に「酔いが回りやすい種類」が存在します。しかし、それ以上に重要なのは、あなた自身の限界を知ることです。
この記事では酔いやすいお酒の特徴とメカニズムを解説するとともに、お酒による失敗を防ぐ、体に無理をさせない、正しいお酒との付き合い方をご紹介します。
なぜ「酔いやすい」のか? 4つのメカニズム
酔いやすい=アルコール度数が高いものをイメージしませんか?
実は「酔いやすさ」は単にアルコール度数が高いことだけが理由ではありません。
体がアルコールを吸収するスピードや、脳の錯覚も「酔いやすさ」を加速させます。
1. 飲酒スピードによる肝臓の処理能力オーバー
体内に入ったアルコールの大半は、肝臓で分解され、酔いを覚まします。しかし、肝臓がアルコールを分解できる速度は決まっており、それを超えるスピードでアルコール度数の高いお酒が体内に入ってくると、分解が追いつきません。
行き場を失った大量のアルコールがそのまま脳へ到達し、「泥酔・昏睡状態」を引き起こします。これが「ショット」や「一気飲み」で倒れる最大の原因です。
2. 炭酸と温度が「吸収」を早める
炭酸ガスには胃の出口を開きやすくする働きがあり、アルコールを一気に小腸へ送り込んでしまいます。アルコールは胃で約20%、小腸で約80%が吸収されますが、この小腸への移動スピードが「酔いの早さ」に直結します。
そのため炭酸系のお酒(ハイボール、スパークリングワイン、チューハイ)は、水割りなどに比べて血中アルコール濃度が急上昇しやすいため注意が必要です。
また、体温に近い温度(熱燗など)も吸収が早くなる傾向があります。
3. 糖分とフレーバーによる「マスキング効果」
甘いカクテルや果汁の多いお酒は、アルコール特有の苦味や刺激を隠してしまいます。これをマスキングと言い、脳が「お酒」と認識する前にスルスルと飲めてしまうため、気づいたときには過度にアルコールを摂取しているケースがあり、非常に危険です。
4. 不純物(コンジナー)の影響
ワインや日本酒などの醸造酒や熟成させたお酒に含まれる不純物の一部は、肝臓での分解に時間がかかり、悪酔いや二日酔いの原因になりやすいと言われています。
具体的な「酔いやすいお酒」リスト
上記のメカニズムにより以下の種類のお酒は、「意図せず酔ってしまう」リスクが高いお酒です。
9%前後の高い度数に加え、炭酸による吸収促進、人工甘味料による飲みやすさが揃った「酔うための設計」になっている商品が多いです。
代表的なお酒:氷結ストロング、-196 ストロングゼロ
レディキラーと呼ばれ、口当たりはジュースのようですが、実はテキーラやウォッカなどがベースで、度数が20~30度近くあるものも珍しくありません。などが対象です。
代表的なお酒:ロングアイランドアイスティー、カルーアミルク、スクリュードライバー
少量を一気に飲み干す「ショット飲み」されることが多いテキーラやリキュール。テキーラのような度数の高いアルコールをなどを短時間で飲むと、肝臓の処理が追いつかず、酔いやすいだけでなく急性アルコール中毒のリスクが跳ね上がります。
代表的なお酒:パトロン アネホ、1800 アネホ、ドン フリオ レポサド
いずれのお酒も酔いが回りやすい、あるいはそう言った飲み方がされやすいです。お酒の失敗をしたくない!という人は避けるのが懸命でしょう。
自分の「限界」を知るという防御策
酔いやすいお酒を避けるのは最も確実な対策ですが、時には仕事やお祝い事など、「飲む必要がある時」もあるでしょう。
避けられない時のことを考えて、自分が処理できるアルコールの量を知っておくことが、身を守る最大の防御策になります。
自分の適量はどれくらい?純アルコール量を知る
厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」では、生活習慣病のリスクを高める飲酒量を純アルコール量で示しています。
男性 : 1日40g以上
女性 : 1日20g以上
計算式 : お酒の量(ml) × 度数(0.01) × 0.8(比重) = 純アルコール量(g)
例えば、9%のストロング系チューハイのロング缶を1本飲むと下記のような式になります。
計算式 : 500ml × 0.09 × 0.8 = 36g
これだけで、女性ならリスク基準を大きく超え、男性でもほぼ上限です。たった1缶と思っても、体にとっては「限界に近い量」です。
人によって酔いが回るアルコール量は異なります。限界とは言わずとも、自分でも飲める安全なラインを知るには、上記の基準値を参考に探るのも良いでしょう。
分解には想像以上に時間がかかる
例えば、体重60kgの人がビール中瓶1本(純アルコール20g程)を分解するには、約4時間かかると言われています。
また、一般に回復するイメージのある「睡眠」においても、飲んで寝ればリセットされるわけではありません。睡眠中は代謝機能が落ちるため、むしろアルコールの分解は遅くなります。サウナや運動で汗をかいても、アルコールはほとんど抜けないのです。
顔が赤くなる人は危険信号
日本人の約4割は、アルコールの分解酵素(ALDH2)の働きが弱い、または持っていません。
ALDH2の働きが弱い人は、フラッシング反応という「顔が赤くなる」という状態を引き起こします。また、動悸がするという特徴もあります。これは体がアセトアルデヒドという有害物質が分解されず体に蓄積されてしまっていると体が悲鳴を上げているサインです。
こういった体質の人が無理をして飲むのは、がん等の疾患のリスクを飛躍的に高めると言われています。飲めないのではなく飲んではいけない体質と認識し、周囲も絶対に無理強いしてはいけません。
悪酔いを防ぐ「鉄壁の防御策」とマナー
ここまで酔いやすさのメカニズムや酔いやすいお酒、防御方法について解説してきましたが、飲んで酔って忘れたい!という時もあるのではないでしょうか?そんな時、気をつけたいのは「悪酔い」です。飲酒中、飲酒後の頭痛や吐き気といった不快な症状を防ぐため、下記の点に気をつけましょう。
空腹で飲まない・油分を含んだ食事を摂る
空っぽの胃にアルコールを入れると、吸収スピードが最速になります。飲み会、飲酒の前には、チーズ、ナッツ、唐揚げなど、油分を含むおつまみを食べておきましょう。油分は胃での滞留時間が長く、アルコールの小腸への排出を緩やかにしてくれます。
チェイサーを必ずセットに飲む
「お酒を一口飲んだら、水も一口飲む」。これを徹底してください。体内のアルコール濃度を下げ、またアルコールによる脱水を防ぎます。お酒や場面によってはセットで飲むことで、お酒を飲むペースを物理的に落とす効果も期待できます。
体調に合わせて勇気ある撤退
寝不足、疲労、風邪気味のときは、肝臓の機能が低下しており、普段なら酔わない量でも泥酔することがあります。無理せず勇気を持って撤退するのがベストですが、外せない飲み会の時は、「体調不良のためノンアルにします」「一杯だけ付き合って、あとはソフトドリンクにします」と伝えるのも、スマートなマナーです。
適量を守るための強い味方「ポンのみ」
ここまで「自分の限界を知ること」や「ペース配分」の大切さをお伝えしましたが、家で飲んでいると、ついつい目分量で濃く作ってしまったり、どのくらい飲んだか分からなくなってしまうことはありませんか?
そんな時に活躍するのが、電動ディスペンサー「ポンのみ」です。
ボトルに装着するだけで、設定した量を正確に注いでくれるので、「今日はここまで」という適量管理がグッと楽になります。
ポンのみDX
POINT&おすすめ機能
● デジタルタッチパネルで注出量を1ml単位で自由に設定できるため、純アルコール量の計算や管理がしやすくなります。
● 「今日は少し薄めのハイボールにしよう」といった微調整も簡単です。
● 1000種類以上の瓶やボトルに対応しており、いつものお酒でそのまま使えます。
ポンのみPRO
POINT&おすすめ機能
● 30ml、45ml、60mlの3種類から定量設定ができるので、毎回一定の濃さをキープできます。
● 濃くなりすぎて悪酔いしてしまう、といった失敗を防ぐのに最適です。
● 主に1.8Lや4Lといった大容量ペットボトルに対応しています。
「ポンのみ」を使えば、自分が飲んだ量を可視化できるので、体に負担をかけずに楽しくお酒と付き合っていくことができますよ。
お酒に飲まれないために
「酔いやすいお酒」は、炭酸や甘さによって、あなたの想定以上に早く、深く体を酔わせます。 しかし、酔いの根本原因は「自分の代謝能力を超えて飲んでしまうこと」にあります。
無理をせず楽しく嗜むことこそが、本当の意味で「お酒に強い人」の姿です。次回の乾杯では、ぜひご自身の体を一番に労ってあげてください。

